florineのブログ

読んだり観たり遊んだりした感想

2017年の読書メーター

2017年の読書メーター
読んだ本の数:67冊
読んだページ数:13935ページ
ナイス数:572ナイス

https://bookmeter.com/users/34422/summary/yearly
飛ぶ夢をしばらく見ない (新潮文庫)
山田太一ファンタジー三部作の初作品らしい。タイトルがラノベっぽいと思ったら、中身も昭和ラノベ。設定は当時にしては斬新だったのかもしれない。若返っていく愛人に対する中年男のエロスはよくわかった。
読了日:01月17日 著者:山田 太一
https://bookmeter.com/books/513422

■(P[あ]6-1)いまはむかし (ポプラ文庫ピュアフル (P[あ]6-1))
面白かった。『竹取物語』を現代の若者向けにテンポよくアレンジしてある。特にかぐや姫が五人の公達にリクエストした五つの品を、それぞれ神の力が宿った宝に見立てたところがよかった。中でも蓬萊の玉の枝は秀逸。月の満ち欠けにあわせて熟す白き果実ーーそれをひとかけ口にすれば、この世の知恵を望むだけわがものにできる。そしてその力を使った藤原不比等が右大臣として君臨したという設定もまことしやかで痛快だ。が、肝心の月守りカップルがかぐや姫と皇子というのはやや出来過ぎで安直感あり。あとラストの2行は蛇足だと思う。
読了日:01月23日 著者:安澄 加奈
https://bookmeter.com/books/6970625

王妃マルゴ 5 (愛蔵版コミックス)
マルゴの母親カトリーヌ・ド・メディチは本当にこんな策略家だったのか。描かれているこの時代の王家で生き抜くためには先の先まで見通せる頭の良さが必要だった事は想像出来るが。シャルルのように心身ともに弱い人間が国王になってしまう世界、大量虐殺でセーヌ川が死体で埋め尽くされたり、力なき国民は大変だなぁとしみじみ。相変わらず絵が緻密で美しかった。
読了日:01月27日 著者:萩尾 望都
https://bookmeter.com/books/11450003

ベルサイユのばら 13 (マーガレットコミックス)
今回はオスカルとアントワネットのエピソード。オスカルの方はすぐに内容が予想できたが、ラストで男としての人生を与えてくれた父親に感謝するシーンは何度見ても感動。この時代の女性はそんなにつまらない存在だったか。まあ今も大して変わらないような気がするが。アントワネットのブレゲの時計のエピソードは、知りたかった内容なので嬉しかった。ミニッツリピーターを打つマリー・アントワネットNo.160を知ったのは、確か『ギャラリーフェイク』でだったような気がする。
読了日:01月27日 著者:池田 理代子
https://bookmeter.com/books/11452713

サガ スカーレット グレイス 公式設定資料+攻略ガイド 緋の天啓 (SE-MOOK)
一応4人全部クリアしてから読み始めました。なんと取りこぼしの多かった事よ(笑)これは当分終われない。『真実の神話』は衝撃的です。
読了日:02月02日 著者:
https://bookmeter.com/books/11300853

あゝ野麦峠 ある製糸工女哀史 (角川文庫)
持たざる日本が外貨を稼ぐにはここまでしなくてはならなかったのか、と改めて。女工哀史は小学校の社会科で初めて知ったが、富岡製糸場を実際見たのはつい最近。峠を越えるという言葉を実感出来る話だった。
読了日:02月04日 著者:山本 茂実
https://bookmeter.com/books/556043

残酷な神が支配する (1) (小学館文庫)
電子書籍無料版にて。昔読んだ時も辛かったが、改めてページをめくる辛さをひしひしと感じた。思い切って誰かに相談してしまえばよかったのに、と切に思う。個人的にはキャスがお勧めだ。それにしても母親のサンドラが頼りなさすぎ。自分の欲に溺れて息子の異変にこれっぽっちも気が付かないとは情けない。ジェルミもこんな母親を庇う必要ないのに、とムキになっている自分に苦笑。
読了日:02月04日 著者:萩尾 望都
https://bookmeter.com/books/533437

バルバラ異界 (1) (flowers comics)
電子書籍無料版にて。家のどこかに紙の書籍が全巻あるし、その昔感想も書いているのだが、再読すると本当に面白い。実に私好みのSFだ。書籍を掘り起こすの面倒だから、続きを電子書籍で買ってしまいたくなる。萩尾望都先生おそるべし。
読了日:02月04日 著者:萩尾 望都
https://bookmeter.com/books/559073

3月のライオン 2 (ジェッツコミックス)
電子書籍無料版にて。アニメで見ていたので既視感があった。それだけ原作に忠実にアニメが制作されているという事だろう。義理の姉との出来事が予想通りなのか気になる。
読了日:03月20日 著者:羽海野 チカ
https://bookmeter.com/books/579685

花に染む 4 (クイーンズコミックス)
花乃が中学時代の回想。陽大はよく笑う子だったのか。雛はもともと陽向なんか眼中になかったのね。自分は好きな人に愛されて当たり前という態度は感じ悪い。根は良い人だと思っていたのに。それより冒頭で部屋に上がって行った二人の行動が気になる。
読了日:03月31日 著者:くらもち ふさこ
https://bookmeter.com/books/7848050

青春離婚 (星海社FICTIONS)
高校時代のテニス部OB会に参加して、少々ノスタルジックになっている心の琴線に触れたらしい。今時の高校生はスマホアプリやSNSで仲良くなれていいなあと。昔は突撃しかなかったんですよ。でもトキメクココロは変わらないのかもね。
読了日:04月05日 著者:紅玉 いづき
https://bookmeter.com/books/8054309

■ふれなばおちん 1 (オフィスユーミックス)
電子書籍無料版にて。結婚して家事育児にかまけるうち女捨ててる様相になってしまうのはよくあるパターン。けど女房にマシな格好させたいから同僚に口説かせるとかありえんわ。あと社宅の件「ボクの社員ナンバーを使うから」って、自分は既に社宅入っているのにもう一軒借りられる訳ないでしょうが。とか真面目に考えてしまう自分が滑稽。
読了日:04月09日 著者:小田 ゆうあ
https://bookmeter.com/books/4047193

■ふれなばおちん 2 (オフィスユーミックス)
電子書籍無料版にて。女房にマシな格好させたいから誘惑してくれないかと言われ、ダンナえらい自信だな、と龍が闘志を燃やすのは正しい。格好だけの図々しい女子社員も嫌いだ。でも、家事育児に一生懸命で近所の子にも優しい人妻に独身イケメンが惚れる、ってのもちょっと安直じゃないかと思う。どうせ夏はこの先綺麗になっていくんだろうし、続きを買って読むかは微妙なライン。絵は嫌いじゃない。
読了日:04月09日 著者:小田 ゆうあ
https://bookmeter.com/books/4524020

ダンジョン飯 4巻 (ハルタミックス)
ついにレッドドラゴンを倒しファリン復活!骨とドラゴンの血肉から蘇生出来るとはおったまげ。この黒魔術が今後ダンジョンの主とどう関わってくるのか気になるところ。ファリンの魔力が強くなったのはドラゴンor蘇生のせい?今回料理は少なめだけど、戦闘が濃かったので大満足。ドラゴンの尻尾肉でメイドラゴンのトールを思い出した。にしても、アダマンタイトの鍋とミスリルの包丁が素晴らしい。『ホビットの冒険』でビルボはミスリルの鎖かたびらをもらったんだっけ。いいなー。
読了日:04月20日 著者:九井 諒子
https://bookmeter.com/books/11463170

■ふれなばおちん 3 (オフィスユーミックス)
電子書籍無料版が出ていたので続きを読んでしまった。好きな人のために綺麗になりたいとダイエットを始め、美容院に行ったり顔の手入れ等も始める夏。龍はかわいいと褒めてくれる。嬉しくてますます励む。自然の成り行きだけど、痩せたり髪を切ってもスルーの旦那がますます腹立たしい。元々旦那が夏にもう少しマシな格好をさせたいと始めた事なのに、変化に気付かないとは何事だ。というか、女房の事なんかどうでもいいように見える。龍にとられても仕方ないね。
読了日:05月01日 著者:小田 ゆうあ
https://bookmeter.com/books/4780096

鈴木みきの休日ふらり山旅計画 ~アルプス特急「あずさ」に乗って日帰りできる10コース~
書泉グランデでサイン本ゲット!迷いやすい分かれ道も写真で詳しく解説されているので安心して出かけられそう。でも今の私にはちょっと難易度高いかなぁ。
読了日:06月10日 著者:鈴木 みき
https://bookmeter.com/books/11890655

■聖(セイント)ロザリンド (ホラーMコミック文庫)
「私のマーガレット展」が縁で『ガラスの城』を電子書籍で読み、更にこれを買ったらしいがすっかり忘れていた。当時のマーガレットでは刺激が強すぎるという事で連載が実現せず、たまたま声がかかっていた週刊フレンドで連載されたそうな。幻の前半が収録されている文庫版を読めてよかった。『ガラスの城』のイサドラに負けず劣らず悪魔のように可愛いヒロインでありました。
読了日:06月11日 著者:わたなべ まさこ
https://bookmeter.com/books/331306

■走れるカラダになる 体幹「3S」メソッド (日文実用PLUS)
歩く・走るという行為は誰でもなんとなく出来てしまうので安易に始めてしまうが、実はしっかりした準備をしないと危険であるというお話。私も全く準備が出来ていなかったと思い知らされた。ストレッチの部分を読んだ時点でそれだけは毎日やるようにしたら、心なしかテニスでもカラダの可動域が広がりショットの威力が増したような気がする。これからようやく体幹スイッチエクササイズを始める訳だが、マスターすれば更にいいショットが打て、ウエストもくびれるハズ(笑)
読了日:06月11日 著者:青山 剛
https://bookmeter.com/books/5959079

■作家の収支 (幻冬舎新書)
小説家がどのくらい稼げる職業なのかという収支を、自分を例に挙げ具体的に解説していて面白い。ただ印税率などは他の作家さんもそう変わらないと思うが、小説を書くペースがかなり特殊な方なので、誰もがこうポンポン書けると思ってはいけない。これからの出版業界はますますマイナになっていくだろうという予想には同意。作家志望の人に向けては「どう書くか」ではなく「書くか」なのだと。自分の勘を信じる、自由であり続ける。ジョブズの「ハングリーであれ、愚かであれ」を思い出した。
読了日:06月13日 著者:森 博嗣
https://bookmeter.com/books/10024387

■小説家という職業 (集英社新書)
電子書籍をDolyで。本文のフォントをゴシックに出来なかったのはこの著書が対応していないのかリーダーのせいか。前に読んだ『作家の収支』で出版社や編集者への意見をこの本に書いたとあったので読んでみた。案の定、旧態依然の体質が出版業界を不況に追い込んでいるというお叱りだった。書く前にきちんとした契約を交わさない、ビジネスとしての計画性がない、出向いて来れば済むと思っている等、具体的で面白い。確かに出版界には理系の頭が欠けていると思う。書く側はとにかく自分で書く事だ、とブレていない。
読了日:07月02日 著者:森 博嗣
https://bookmeter.com/books/589314

■手に入れたのはカッコいい体と●●だった
電子書籍のセールで100円だったのでつい買ってしまった。筋トレをしないと「この先ずっと下り坂」だそうだ。しかも終わりはなくずっと続けなければならない。そして義務感ではなく楽しんでやるべし。と言われるとハードル高いような気もするが、とにかく考えている暇があったらやらなきゃイカンのはテニスでも小説書きでも筋トレでも同じらしい。まあやった人だけが成功するのは当たり前ですね。
読了日:07月03日 著者:森 俊憲
https://bookmeter.com/books/11094636

約束のネバーランド 1 (ジャンプコミックス)
電子書籍無料版にて。可愛いくて緻密な絵柄と濃い内容で読ませる。1巻で結構ボリュームもあった。平和な孤児院が実は農園だったという設定も面白いし、脱獄に向けて繰り広げられる飼育監(ママ)との知恵くらべもスリルがある。が、なんというかどれも想定内で、この先買ってまで読むかというと微妙。
読了日:07月04日 著者:出水 ぽすか
https://bookmeter.com/books/11223615

■あすなろ坂 1 (フェアベルコミックス)
yahoo!プレミアムの電子書籍無料版にて。幕末期に良家へ嫁いだおてんばな芙美と、芙美の乳母の息子新吾。二人は互いに想い合っていたが…。というわけで、バリバリメロドラマです。絵柄もストーリーも昔の少女マンガそのものという感じでしたが、実はこういうの嫌いじゃない(笑)
読了日:07月09日 著者:里中 満智子
https://bookmeter.com/books/702023

■バスカヴィル家の犬 (新潮文庫)
子供の頃に簡約版を読んだ記憶があるが、省略のない完訳版をちゃんと読めてよかった。今更ながらシャーロック・ホームズに興味を持った理由は、大逆転裁判をプレイしたからに他ならない。まあどんな不謹慎なきっかけでも名作に触れるのは良い事だ。そしてシャーロック・ホームズ・シリーズを読んでいれば、大逆転裁判はより一層楽しめる。名探偵コナンも無論一層楽しめる。そうして人生が豊かになっていくのだ。事件自体は現代の捜査ならあっという間に解決するような内容でも、馬車と電報の時代ではさもありなん。
読了日:09月10日 著者:コナン・ドイル
https://bookmeter.com/books/531387

■緋色の研究 (新潮文庫)
これまた大逆転裁判の影響で。というか、子供の頃に読んでおくべき本の取りこぼし拾いの一環。小学校の図書室や学級文庫に置いてあったのは子供向けの簡略化された児童書ばかりだった。やはり一度はきちんと読んでおかねばとずーっと気に病んでいた(笑)ホームズとワトソンの出会いや、巻尺や拡大鏡を使用しての捜査、グレグソンとレストレードの間抜けぶり等が確認出来てよかった。言われ尽くされている齟齬もその通りだと思う。大逆転裁判2では実にScarletを効果的に使っているので、興味のある方は是非プレイして欲しい。
読了日:09月10日 著者:コナン ドイル
https://bookmeter.com/books/561985

■四つの署名 (新潮文庫)
シャーロック・ホームズのトレードマークと思われているインバネスコートに鹿撃ち帽という服装は、正典には全く表記がなく、挿絵や演劇によって作られたイメージであると知って驚いた。そしてこの作品によれば、ホームズは1日にコカインを3度打つ不健康極まりない男だった。ワトソンはこの事件でほんの数時間冒険を共にした女性に恋をして婚約。といったような私生活面を垣間見る事が出来たのが収穫。事件の内容は今ひとつ面白味に欠ける印象。
読了日:09月10日 著者:コナン・ドイル
https://bookmeter.com/books/547674

■恐怖の谷 (新潮文庫)
シャーロック・ホームズ・シリーズの長編から始めて4作目。ホームズの推理にもだいぶ慣れてきた。ただ、意外性を演出するための脇役があまりにも間抜けすぎて、少々鼻についてきた。今回は推理小説として大変分かりやすい内容だったのと、宿敵モリアティ教授の存在が匂わされている事が新鮮で退屈しなかった。やはり発表順に読んだ方が、事件の回想や人物関係は分かりやすかったかな、と後悔している。
読了日:09月11日 著者:コナン・ドイル
https://bookmeter.com/books/563496

■ボールペンでちょこっと手帳イラスト
可愛い手帳にする気はさらさらないけれど、限られたスペースに記録するためにはアイコン化が有効だと思い参考にしてみた。評判通り簡単で可愛いイラスト満載。
読了日:10月04日 著者:あらい のりこ
https://bookmeter.com/books/7961152

シャーロック・ホームズの帰還 (新潮文庫)
1893年ストランド・マガジン12月号『最後の事件』で読者の前から姿を消したホームズが、10年後のコリアーズ・ウィークリー9月号とストランド・マガジン10月号に戻ってきた。死んだ筈だよお富さん、生きていたとは…。話の中では3年間ロンドンを離れていただけらしい。シドニー・パジェットの挿絵がカラーになっていて年月を感じる。また『ノーウッドの建築業者』では親指の指紋が登場していた。ついに科学捜査が始まったか!と思いきや、まだウサギの炭化した遺骸と人間の遺骸の区別がつかない。
読了日:10月08日 著者:コナン ドイル
https://bookmeter.com/books/482946

■究極の文房具カタログ【マストアイテム編】
左利きの人は、日々のストレスで右利きの人より早く死ぬなんていうが、そんなことで寿命が縮むならときどき書けなくなるボールペンや、すぐフリーズするパソコンのストレスで寿命が縮んでいる人のほうが確実に多いはずだ。…「そんなことで」だと?左利きの人は右利きが問題なく使えるボールペンでも掠れて使えんのだ。そんな事も知らんで文具を語るな!と冒頭から憤慨したのでその他の内容に関わらず☆1つ。
読了日:10月09日 著者:高畑 正幸
https://bookmeter.com/books/105403

■究極の文房具カタログ
前作から9年4ヶ月後の発行なので中身が刷新されているのかと思いきや、125ページまでは全く同じ内容の流用だった。126〜133ページに増補として8点加えられているだけ。冒頭のPILOT Vコーンでの左利きに関するくだりも無論修正されていない。という訳で相変わらず☆1つ。
読了日:10月09日 著者:高畑 正幸
https://bookmeter.com/books/9768939

シャーロック・ホームズ最後の挨拶 (新潮文庫)
1980年台が舞台の初期の事件では馬車・汽車・徒歩が移動手段だったが、「最後の挨拶」ではワトソンがフォード車を運転しており隔世の感がある。これは1914年8月2日の事件だそうなので、緋色の研究で二人が出会ってから20年以上経っている。何もかもみな懐かしい。引退後にホームズがサウスダウンズの農場で蜜蜂の研究をしていたのは意外。
読了日:11月08日 著者:コナン・ドイル
https://bookmeter.com/books/562891

ダンジョン飯 5巻 (ハルタミックス)
狂乱の魔術師とファリンの行く末も気になるが、何と言ってもマルシルの石化。これに尽きる。私も石化しそうになったら姿勢に気をつけよう。次回はカブルーがどの程度の悪党か楽しみ。
読了日:11月15日 著者:九井 諒子
https://bookmeter.com/books/12136332

■どんなに体がかたい人でもベターッと開脚できるようになるすごい方法
電子書籍無料にて。4週間でベターッと開脚ができるようになるストレッチ方法。やってみたいと思います。申し訳ないけど後半は読む人いないと思う。
読了日:11月17日 著者:Eiko
https://bookmeter.com/books/10797178

■万年筆ですぐ描ける! シンプルスケッチ
タイトル通り、すぐ描けそうなシンプルなスケッチがたくさん。万年筆が好きなので、一日一描してみようかと思います。
読了日:12月06日 著者:兎村 彩野
https://bookmeter.com/books/12409472

シャーロック・ホームズの事件簿 (新潮文庫)
ついに聖典60作品読了。今更と思ったが読んでよかった。連絡方法は手紙か電報、移動手段は馬車か汽車という時代に、巻尺と拡大鏡で捜査し推理する。その結論に至るまでの思考の過程や、依頼人やワトソン博士とのやりとりが面白く、最後まで興味を失わず読む事が出来た。読み通した事によって、きっかけとなった「大逆転裁判」はもちろん「氷菓」やドラマ「シャーロック」もより深く楽しめるようになった。シャーロキアンには程遠いが、これからも理解を深めていきたいと思う。
読了日:12月10日 著者:コナン・ドイル
https://bookmeter.com/books/576554

シャーロック・ホームズの叡智 (新潮文庫)
原作には「シャーロック・ホームズの叡智」というタイトルはなく、新潮文庫が諸般の事情で他の文庫に載せきれなかった短編の寄せ集め。聖典60作品を読むにあたっては出来るだけ発表順に読む事にしたので、この「叡智」を通して読んだわけではない。推理の過程はもちろん、ワトソン博士とのやりとりや当時のロンドンの街並み等、総じて面白く読む事が出来た。
読了日:12月10日 著者:コナン・ドイル
https://bookmeter.com/books/526953

岸辺露伴は動かない (ジャンプコミックス)
家族が買ってきた。ジョジョの奇妙な冒険第4部のスピンオフ作品。一話完結で5作品、どれも面白かった。相変わらずキャラが立っている。ヘブンズ・ドアー無敵。
読了日:12月15日 著者:荒木 飛呂彦
https://bookmeter.com/books/7530467


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