2015年12月の読書メーター
2015年12月の読書メーター
読んだ本の数:6冊
読んだページ数:1544ページ
ナイス数:72ナイス
出版禁止の感想
アイデアは面白かったが、必要とは思えない描写が多かった。特に前半は読み進むのが辛かった。規定の枚数を超えるためにどうでもいい内容で膨らませた、自分の拙い卒論を苦々しく思い出した。
読了日:12月12日
著者:長江俊和
火星に住むつもりかい?の感想
面白かった!第一部の理不尽な魔女狩りと正義の味方の活躍が、どういった経緯で行われたのかを解き明かす後半にまたしても一気読み。磁石という一風変わった武器にも魅せられた。悪代官薬師寺を如何にして失脚させるのか、残りページ数が少なくなるにつれハラハラしながら読んだ。世の中は良くなったりしないから、それが嫌なら火星にでも行って住むしかない、という内容は「世の中に不満があるなら自分を変えろ。それが嫌なら耳と目を閉じ、 口をつぐんで孤独に暮らせ。」という言葉を思い起こさせる。私も擬態の技術を身につけたい。
読了日:12月13日
著者:伊坂幸太郎
のだめカンタービレ(1) (講談社コミックスキス (368巻))の感想
電子書籍が0円だったので読んでみた。ドラマは見たことあるので、概ね知っている内容だった。のだめの部屋にならないように気をつけたい。
読了日:12月14日
著者:二ノ宮知子
のだめカンタービレ(2) (KC KISS)の感想
電子書籍3巻まで無料の続き。こたつは確かに人を駄目にするね。シュトレーゼマンのイメージが竹中直人なので、原作の方がマイルドじゃないかと思える。
読了日:12月26日
著者:二ノ宮知子
のだめカンタービレ(3) (KC KISS)の感想
電子書籍3巻まで無料の最終。頑なな千秋がのだめによってSオケのメンバーと打ち解けていく、絵に描いたようないい話だった。絵だけど。シュトレーゼマンは最後までヒドかった。
読了日:12月26日
著者:二ノ宮知子
ショート・サーキット (講談社文芸文庫)の感想
電気工事士が命にかかわる職業だということがよくわかった。人生色々という事を、様々な手法で皆小説にしていく。誰だって自分の人生の主人公だし、これが正解だと言える基準などない。なんて事を改めて考えてしまった。
読了日:12月29日