florineのブログ

読んだり観たり遊んだりした感想

2014年5月の鑑賞メーター

2014年5月の鑑賞メーター

観たビデオの数:6本
観た鑑賞時間:726分

ツレがうつになりまして。 スタンダード・エディション [DVD]ツレがうつになりまして。 スタンダード・エディション [DVD]
家事的には駄目な嫁のハルさんが、鬱になった夫を支える面では出来すぎた嫁であるという大変いいお話。ペットのイグもいい味出していた。また堺さんは本当に色々な役を演じられる役者さんなんだなぁと改めて思った。いい話すぎてやらせっぽく感じてしまうのは、私がひねくれているせいなので気にしないで下さい。
鑑賞日:05月05日 監督:佐々部清


プリティ・ウーマン 特別版 [DVD]プリティ・ウーマン 特別版 [DVD]
現代版シンデレラかマイフェアレディか。ヴィヴィアンは一度断らないと対等になれなかったのね。あのままOKしたのでは一方的に施しを受ける事になってしまう。自力で高校を出ようと決心した彼女だから幸せになれた。エドワードも阿漕な企業買収をやめたから彼女を迎えに行けた。王道ストーリーはいつ見てもいいものです。ホテルの支配人グッジョブでした。
鑑賞日:05月06日 監督:ゲーリー・マーシャル


インフォーマーズ セックスと偽りの日々 [DVD]インフォーマーズ セックスと偽りの日々 [DVD]
WOWOWで。享楽的で退廃的な80年代のL.A.が舞台の群像劇。英米版「限りなく透明に近いブルー」といった感じか。両親の復縁と浮気、男女入り乱れての性交、ドラッグ、誘拐、病気。確かに偽りの日々なんだろうけど、真実の日々が訪れるとは到底思えない。退廃している暇のない底辺の人間としては共感する術もなし。太宰の『斜陽』は好きなんだけどね。浮気がやめられない親父と腿に止まった蠅が印象に残った。
鑑賞日:05月11日 監督:


オズ はじまりの戦い ブルーレイ+DVDセット [Blu-ray]オズ はじまりの戦い ブルーレイ+DVDセット [Blu-ray]
白黒の小さい画面からフルカラーの大画面に移行した時はおおっ!と思った。宝石の花や陶器の国などの美しい映像は流石ディズニー。本物の魔法にエジソンの技術で対抗する戦いのシーンが楽しかった。オズは好きなので劇場で見たかったが機を逃してしまい、WOWOWで見られて嬉しい。劇場に見に行きたいクラスの映画をオンデマンドで2、3本やってくれると元が取れたと納得もできる。
鑑賞日:05月11日 監督:サム・ライミ


ピンポン [DVD]ピンポン [DVD]
アニメを勧められ、面白かったので映画も見てみた。井浦新氏は「リッチマン、プアウーマン」の朝比奈恒介役以来気になっていたけど、2002年のこの作品で注目を集めていたらしい。長髪イケメンのイメージだったのにスマイル役が意外とハマっていて驚いた。オカッパの窪塚洋介といい、役者さんって凄いなと今更感心。打ち合うシーンも大げさにカッコ良く撮れていて面白かった。
鑑賞日:05月12日 監督:曽利文彦


華麗なるギャツビー [DVD]華麗なるギャツビー [DVD]
WOWOWで。ディカプリオ版ではパーティーの絢爛豪華さに圧倒されたが、この作品に比べると現代的すぎたように思う。こちらの方が原作の時代感にマッチしていると感じた。トムの愛人であるマートルの俗物ぶりもリアルだ。貧乏人が金持ちに入れ込む様が痛い。デイジーも「金持ちの娘は貧乏人と結婚しない」とギャツビーに言ったり、女一人轢き殺して愛人を死に追いやっても平然と旅行に行き普段と変わらずニックに挨拶したり、原作ではぼかしてある金持ちの馬鹿娘ぶりが強調されている。その分ギャツビーの哀れ感が増しているが、蛇足の感あり。
鑑賞日:05月21日 監督:ジャック・クレイトン

鑑賞メーター