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florineのブログ

読んだり観たり遊んだりした感想

2013年12月の読書メーター

2013年12月の読書メーター
読んだ本の数:8冊
読んだページ数:2312ページ
ナイス数:120ナイス

赤ずきんチャチャN 1 (マーガレットコミックス)赤ずきんチャチャN 1 (マーガレットコミックス)感想
時間が経つと絵が変わってしまう作者が多い中、全く変わっていなくて嬉しい!ラスカル先生の変身ぶりには驚き(笑)
読了日:12月1日 著者:彩花みん
ルパン、最後の恋 〔ハヤカワ・ミステリ1863〕 (ハヤカワ・ポケット・ミステリ)ルパン、最後の恋 〔ハヤカワ・ミステリ1863〕 (ハヤカワ・ポケット・ミステリ)感想
アルセーヌ・ルパンシリーズは小学生の頃に読んだが、思い出せるタイトルが『奇岩城』『813の謎』『ルパン対ホームズ』くらいだからさほど読んでなかったかもしれない。それも児童向けに編集されたものだったので、原作に近い形で読むのは初めてかも。ルパン三世のイメージが強すぎて、本家ルパンのあまりに紳士的な人物像に面食らった。電動保安装置には時代を感じたが、当時は画期的だったんだろう。危なげなくハッピーエンドに向かっていくので落ち着いて読めた。
読了日:12月2日 著者:モーリス・ルブラン
疾風ロンド (実業之日本社文庫)疾風ロンド (実業之日本社文庫)感想
疾風のようなストーリー展開で面白かった。日を跨いだがほぼ一気読み。栗林父の下手糞スキーや所長の間抜けぶり等少々コメディタッチではあるが、最後までどうなるのかハラハラしながら読める運び方は流石。疾走感はパトロール隊や子供達の滑走の様子から来るものだろう。スノボやスキーの技術的な描写も的確で、ゲレンデ愛好者にはたまらない内容だ。スマホを駆使する今時感も良かった。これは前作『白銀ジャック』も読まねば。
読了日:12月4日 著者:東野圭吾
シャーロック・ホームズに愛をこめて (光文社文庫)シャーロック・ホームズに愛をこめて (光文社文庫)感想
日本人作家によるパロディ/パスティーシュ集。『ルパン、最後の恋』のついでに読んでみた。シャーロッキアンに程遠い私は、夏目漱石の英国留学がホームズの活躍した時代の後半に被っていた事すら知らず、冒頭の山田風太郎『黄色い下宿人』にガツンとやられた。が、その他の作品はホームズに「おれさま」と言わせたりゾンビにしたり、あまりしっくりこなかった。巻末の解説で、スピルバーグの「ヤング・シャーロック ピラミッドの謎」は聖典の設定と齟齬があるので違反だと言っていたが、確かに。横田順彌の『まだらのひもの』は是非読んでみたい。
読了日:12月11日 著者:
キケン (新潮文庫)キケン (新潮文庫)感想
面白かった!章の扉が1頁ずつ漫画になっているが、中身も漫画の如く怒涛の展開だった。男子学生率99%の西南電気工科大学における【機研】部員のはっちゃけた活動ぶりに、自分達の部室を思い出しつつ笑い転げた。まさに「男子大学生の日常」という感じ。奇跡の味を作り上げたお店の子のスープ作りがものすごく参考になったけど、鶏ガラの処理は素手でやりたくない(笑)。私も卒業当時、自分だけ部活の思い出を引きずっているような気がして複雑だったので、お店の子の気持ちはよく分かる。黒板サイコー。妻もサイコー!
読了日:12月13日 著者:有川浩
白銀ジャック (実業之日本社文庫)白銀ジャック (実業之日本社文庫)感想
『疾風ロンド』が面白かったので前作も読んでみた。ロンドは東野さんにしては珍しく軽めの内容だったが、こちらはじっくり練られたような重厚感あり。スキーやスノボの素晴らしい滑走シーンに魅せられ思わずスキー場に行きたくなるが、悲しいかな自分の技術では40度傾斜などとんでもない話なのであった。スキー場の経営事情や客のマナー、事故の恐ろしさなど色々考えさせられた。真相は概ね予想通り。終始スキー客の安全を第一に考え、誠意ある対応をしていた倉田のラストはドンピシャでニヤリ。
読了日:12月18日 著者:東野圭吾
かわいそうだね?かわいそうだね?感想
既に新しい彼女がいる元カレのアパートに就活を理由に居候し、悪気のないかわいそうな女を演じながら復縁を目論むしたたかなアキヨ。アキヨを助けるのを許せないなら樹理恵と別れる、と言う隆大。女は怒りの矛先を男の浮気相手に向けがちだがそれは間違い。浮気する男に向けるのが正しい。大阪弁の啖呵は世界一怖いと再認識。◆美人の亜美ちゃんがチヤホヤされ過ぎて自分を好きじゃない人にしか興味を持てなくなったのは分かるけど、それよりさかきちゃんが下の名前じゃなくて坂木蘭だった事に驚き。
読了日:12月27日 著者:綿矢りさ
羊の宇宙羊の宇宙感想
12DAYSプレゼントで。老物理学者と羊飼いの少年との会話で、宇宙とは何かを考えるお話。文章も絵も素晴らしかった。「色即是空」について、ブッダは「物質というのは実体のないものである」という考えに、人類史上で一番最初にたどりついた人間なのだと物理学者が説明していたが、真理はひとつに収束するという事から『アルジャーノンに花束を』を思い出した。アルベルトが誰なのかすぐに思い至らなかった自分が情けない。
読了日:12月28日 著者:夢枕獏

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