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florineのブログ

読んだり観たり遊んだりした感想

2013年7月の読書メーター

2013年7月の読書メーター
読んだ本の数:11冊
読んだページ数:2594ページ
ナイス数:130ナイス

まほろ駅前多田便利軒 (文春文庫)まほろ駅前多田便利軒 (文春文庫)感想
多田と行天とのやり取りが面白かった。最初多田はずいぶん我慢強い男だなーと思っていたが、迷惑をかけられる事が癒しになる場合もあるんだなと。正直、多田の過去はもっと凄いものかと思っていた。あと行天の親との事情も、結局語られなかったので欲求不満。凪子の「愛情というのは与えるものではなく、愛したいと感じる気持ちを、相手からもらうことをいうのだと」が沁みた。その通りだと思ふ。
読了日:7月3日 著者:三浦 しをん
イニシエーション・ラブ (文春文庫)イニシエーション・ラブ (文春文庫)感想
最後の2行で全く違った物語に変貌するというカバー解説。確かに。が、最初から疑ってかかるわ意地悪く読むわで、side-Aのマユの積極的なアプローチ・便秘一泊入院・バージン疑惑で先が読め、side-Bのハードカバー本の山で時系列を把握。JRの件は気付かなかった。巧みなミスリードに脱帽。誰にとってのイニシエーションだったのか考えさせられるタイトルもナイス。それにしても通過儀礼とか皆自分に都合の良い理屈を恥ずかし気もなく展開するなと。恋愛なんてつくづく幻だと思う。解説の都こんぶには爆笑した。
読了日:7月5日 著者:乾 くるみ
鈴木みきの 山の足あと鈴木みきの 山の足あと感想
編集部が用意したという冬山フル装備で雲取山に立つ可愛い姿から、ハーネスつけて大キレットを越え槍の穂先に立つまで。娘の成長を見るようでお母さんは嬉しい。MAPイラストの細かい所まで楽しませていただきました。\うしー/ とか膝が爆笑とか。登山は永遠に初心者の私ですが、諦めずに歩いていきたいです。サポートタイツ1枚で闊歩する外人男性を高尾山で見かけた時は私も目のやり場に困りました。
読了日:7月6日 著者:鈴木みき
和菓子のアン和菓子のアン感想
個性派キャラが魅力的。大福みたいに可愛いヒロインと乙女男子のやり取りが面白くてサクサク読めた。元ヤンの鮮やかな接客も痛快。店長は非の打ち所がない女性かと思いきやファッションセンスが(笑)和菓子の知識がほとんどなかったので大変参考になったし、デパ地下の裏事情も垣間見えて楽しめた。
読了日:7月10日 著者:坂木 司
COURRiER Japon (クーリエ ジャポン) 2013年 07月号 [雑誌]COURRiER Japon (クーリエ ジャポン) 2013年 07月号 [雑誌]感想
「じつは、日本人はチームワークが苦手です」は面白かった。日本の組織はチームではなく、上司が決めたことをきちんとやるだけのグループであると。大切なのはダイバーシティとコミュニケーションだそうだが、確かに日本人はそれらを避けようとする傾向がある。◆「結局、女は専業主婦がいちばん幸せ」にはガッカリ。まあせっかくの美味しいトコ取り男社会だから壊さないように洗脳しなきゃね。
読了日:7月16日 著者:
丕緒の鳥 十二国記 (新潮文庫)丕緒の鳥 十二国記 (新潮文庫)感想
私が十二国記シリーズを読み漁ったのは2009年の3月。今の完全版が出る前のホワイトハート版を全巻大人買いしてアニメと共に夢中になった。麒麟となった自分が彼の人の足元に跪き「天命をもって主上にお迎えする」と口上を述べる様を何度も夢想する馬鹿丸出しぶりであった。あはは。新刊を心待ちにしていたが、今回の四話からなる短編集は当時の感動を鮮やかに蘇らせてくれた。何というリアリティ!「青条の蘭」では苗が無事王に届くかハラハラして頁を捲るのがもどかしかった。陽子は良き王になったようだ。もっと続きが読みたい。
読了日:7月17日 著者:小野 不由美
COURRiER Japon (クーリエ ジャポン) 2013年 08月号 [雑誌]COURRiER Japon (クーリエ ジャポン) 2013年 08月号 [雑誌]感想
ダイエットの話は面白かった。どこの国でもシングルマザーは大変なようだ。
読了日:7月21日 著者:
名探偵マーニー 1 (少年チャンピオン・コミックス)名探偵マーニー 1 (少年チャンピオン・コミックス)感想
家族の勧めで読んでみた。連載時一話完結の短編集。探偵というよりは日常生活の些細な謎を調べていく内容。比較的意外な顛末だった場合は面白いが、何故そう思ったかという根拠をハッキリさせて理論的に推理してくれないと不満が残る。
読了日:7月21日 著者:木々津 克久
名探偵マーニー 2 (少年チャンピオン・コミックス)名探偵マーニー 2 (少年チャンピオン・コミックス)感想
一話完結なので引きずらずに読めるのがいい。絵柄が昔っぼく感じられた。
読了日:7月22日 著者:木々津 克久
白ゆき姫殺人事件白ゆき姫殺人事件感想
周囲の人の話を次々と聞いていく事で事件の真相に迫っていくいつもの構成に加え、SNSへの書き込みやインタビューを元に書かれた雑誌の記事を資料として添付する事によって、人間の表と裏が更に浮き彫りになり考えさせられた。相変わらずイヤな女や自分勝手な男を書かせたら天下一品で痛快。記事は取材で聞いた事をまとめただけ、言葉を置きかえる事もある、内容は載せた出版社の責任と言うライターと、記者の契約を切ったから一切責任は持てないと言う出版社側の責任転嫁合戦が面白かった。
読了日:7月24日 著者:湊 かなえ
新世界より(上) (講談社文庫)新世界より(上) (講談社文庫)感想
世界観が凄い。人類がPK能力を持つと世界はどうなるか。「国立国会図書館つくば館」の端末機械である「ミノシロモドキ」が語るおぞましい歴史は大変説得力があった。持たざる者はやはり奴隷となるしかないのか。呪力というPKを持ち神様と呼ばれる人間側から物語は書かれているが、実は現在の私たち人間はバケネズミ側なのだ。今後の展開が楽しみ。同種間攻撃抑制のための愛の生活と愧死機構が興味深かった。
読了日:7月31日 著者:貴志 祐介

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