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florineのブログ

読んだり観たり遊んだりした感想

2013年5月の読書メーター

2013年5月の読書メーター
読んだ本の数:13冊
読んだページ数:3269ページ
ナイス数:60ナイス

R.P.G. (集英社文庫)R.P.G. (集英社文庫)感想
面白いと勧められたが、レビューを見ると酷評だらけ。さてどうなのか自分で確かめるべく読んでみた。私は面白かった。作品内の家族ごっことまではいかなくてもネット上の人間関係に癒しを求める人は多いのではないか。そういう人が読めば、多分面白い。さて彼が虚構の世界で癒されている間、実際の家族は何を思っていたのか。また実の娘や妻に求めるものは何だったのか。深く考えさせられた。地の文に真実と違う記述が含まれるのは確かに反則かもしれないが、最後に驚かせてもらったので満足。タイトルの真の意味を最後に知るのは模倣犯と同じ。
読了日:5月1日 著者:宮部 みゆき
COURRiER Japon (クーリエ ジャポン) 2013年 05月号 [雑誌]COURRiER Japon (クーリエ ジャポン) 2013年 05月号 [雑誌]感想
【印象に残った記事】世界中が高齢化に突入していくなか、その問題に一番早く対応することで、世界の先頭に立てる。日本に残る人は、高齢化社会を見据え、おじいちゃんおばあちゃんと対話をする。英語より敬語です(笑)。◇日本には、心地いいと感じるものにこだわり続ける“ガラパゴス化”という現象がある。役所はファックスを好むが、それは承認印を押す事務手続きを紙で行うためだと専門家は指摘する。日本の高度成長期を生きた世代はファックスを手放そうとしないのだ。◆日本を牽引する筈のお上が「お役所仕事」と言われるザマでどうするよ。
読了日:5月2日 著者:
ダース・ヴェイダーとプリンセス・レイアダース・ヴェイダーとプリンセス・レイア感想
寝ぼけて消しちゃったみたいなので再登録。ダース・ヴェイダー卿の子育て奮闘記。おしゃまな娘にお父さんタジタジ。思春期の娘の行動にヤキモキ。ハン・ソロ逃げてー! パロディ満載で楽しすぎる。デス・スターも軽々破壊するレイア姫の成長が眩しい。
読了日:5月3日 著者:ジェフリー・ブラウン
マタニティ・グレイマタニティ・グレイ感想
なんだ石田衣良って女だったのか。と思えるほど妊娠した女性の気持ちがリアルに描かれていた。特に職場でどんどん不利になっていく様が。少子化をなんとかしろと大騒ぎする割には、相変わらずこの国は女性が働きながら子供を産める環境を整えようとしない。残業や徹夜が当たり前の中小出版社編集部で、こんなに事が上手く運ぶ訳がない。だから夢物語だとは思いつつ、妊婦の仕事を横取りしようとする男が失敗するシーンでは「本村ざまあ」と呟いてしまったよ。男性にも読んでもらいたいけど、まあ読んだとしても所詮他人事としか思わないんだろうな。
読了日:5月8日 著者:石田 衣良
パンケーキ・ノート おいしいパンケーキ案内100パンケーキ・ノート おいしいパンケーキ案内100感想
直径は小さくて厚みのある正統派パンケーキが好き。分厚いのがフルヘッヘンドに積み重なっているモノを求む。鎌倉のイワタコーヒーには是非行きたい。
読了日:5月9日 著者:トミヤマユキコ
あこがれの名山 マイカーでらくらく山あるきあこがれの名山 マイカーでらくらく山あるき感想
駐車場情報が充実しているのがよかった。もう少し小さい版の方が見やすいし、大型本は開いた状態を支えるのに力が要るので頻繁に見る気が失せてしまう。
読了日:5月12日 著者:中田 真二
姉の結婚 5 (フラワーコミックス)姉の結婚 5 (フラワーコミックス)感想
別れて別々の生活をしながらも、お互いを思っているの章。一途な二人が大変好ましい。真木先生が結婚したのはお父さんの借金のせいなんだろうけど、たまたま相手がヨリに似ていたというのは出来すぎかな。二度と会う事はないと思って結婚したら、途端に会っちゃったりするのよね。人生色々。天野が酔いつぶれて真木と二人でホテルに泊まるシーンは面白かった。
読了日:5月12日 著者:西 炯子
流星の絆 (講談社文庫)流星の絆 (講談社文庫)感想
突然両親を奪われ施設に入れられた兄妹3人が、社会に出る時期がそれぞれ違ってもバラバラにならず団結して生きていく姿に心打たれた。好きな男を騙さなきゃならんとはツライね。偉かったぞ、シー。偶然ドラマの最終回を見てしまっていたので犯人探しの楽しみはなかったけど、それでもはらはらドキドキした。アリアケのハヤシライス、是非食べてみたいです。丸善の早矢仕ライスもオススメ。
読了日:5月14日 著者:東野 圭吾
真夏の方程式 (文春文庫)真夏の方程式 (文春文庫)感想
切ない。『容疑者Xの献身』と同じく、身を挺して愛する者を守り抜く男がまた一人。その男を唯一理解し助けようとする元刑事の行動が更なる悲劇を生む。絡み合った人間模様を物理学をもって解き明かすガリレオはつくづく稀有な存在だと思う。真夏の美しい玻璃ヶ浦の海を舞台に、偏屈な少年にハカセと呼ばれながら、ペットボトルロケットの実験で科学の面白さを教える姿が印象的。東京組の草薙と内海の足を棒にした捜査ぶりも見事だった。暴くだけをよしとせず、将来ある若者に真実を託した、一幅の絵のような物語であった。
読了日:5月17日 著者:東野 圭吾
High and dry(はつ恋) (文春文庫)High and dry(はつ恋) (文春文庫)感想
発掘された積読本を消化。14歳の大人びた女の子が、プロの芸術家である大人の男性に恋をする物語。育ち盛りの一番家庭を必要としている時期に仕事に走った父親をずっと悲しく思っていたが、実はお父さんのせいじゃなくて自分の幼い心のせいだったんだ、と気付くまでを、二人一緒に精霊を見たり個展に行ったりハーフのお母さんの家を訪ねたりメルヘンチックに語る。このお話が一番好きだ、と言える人は、きっと幸せな家庭に育ったんだろうなと思う。ほつみさんがキュウくんから逃げ出した話にはいたく共感した。
読了日:5月21日 著者:よしもと ばなな
リトル・クラウドリトル・クラウド感想
「美少女東大生の力作!」という帯に惹かれて読んでみたが、中高生を読者層にイメージしたのか、設定が甘くてリアリティが全く感じられなかった。幹太と真実の父娘関係もあり得ないが、まがりなりにもトップ企業が社外秘をべらべら喋る人間を重要なポストに置く訳がないだろう。都雨子(とうこ)は『テロリストのパラソル』の塔子をもじったのか?因みに著者は本名だそうである。キラキラネーム万歳。テーマは夢ですか。若いっていいわね。
読了日:5月22日 著者:星野 聖良
謎解きはディナーのあとで 3謎解きはディナーのあとで 3感想
疲れているせいか、今回は謎解きがピンとこなかった。無理やり感があると感じたのは気のせいか。元気な時に別解がないか考えてみよう。風祭警部は今回で退場。それともシリーズ自体が終了?と思わせる最終話だったけど、是非続けて欲しいものです。これだけ推理が簡単すぎてもつまらなくならないミステリも珍しいと思うので。
読了日:5月29日 著者:東川 篤哉
家族ゲーム (集英社文庫)家族ゲーム (集英社文庫)感想
ドラマを見て、一体何が言いたいのかさっぱり分からず原作を読んでみようと思った。原作の吉本先生はあっさり撤退する。結局家庭の中で親に与えられた役割をロールプレイングゲームよろしく演じているだけでは変われないよ、という事だと思う。ドラマでは今日、櫻井翔演じる吉本先生が「悔しかったら、ちゃんと家族になってみろよ!」と怒鳴ってた。余談だが親父の時の吉本先生は松田優作だそうである。巻末の高橋源一郎氏の解説が小説のリズムについての話で興味深かった。
読了日:5月29日 著者:本間 洋平

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