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florineのブログ

読んだり観たり遊んだりした感想

2013年2月の読書メーター

2013年2月の読書メーター
読んだ本の数:7冊
読んだページ数:1894ページ
ナイス数:38ナイス

花宵道中 (新潮文庫)花宵道中 (新潮文庫)感想
R-18文学賞受賞作。買った経緯は忘れたが、冒頭を少し読んだら吉原の話だったので、あ、これ苦手、と暫く積んでおいた。今回積読消化月間で渋々読み始めたらみるみる引き込まれた。これは面白い!やはり食わず嫌いはイカン。短編集のようだが連作で、様々な視点から女達の生き様が浮き彫りにされる。客に五文銭を投げつけた朝霧の啖呵にはみな快哉を叫んだのではあるまいか。三津の「生きてゆくのは、諦めちまえばそんなに辛くないよ」が心に沁みた。嶽本野ばらの渾身の解説も必見。
読了日:2月5日 著者:宮木 あや子
紅葉街駅前自殺センター紅葉街駅前自殺センター感想
自殺センターが合法化された社会。主人公に自殺を決意させた過去の出来事とは何か?白い夢は何を意味するのか?連続切断魔の正体は?主人公は5回の面接で自殺を思いとどまれるのか?という疑問で最後まで興味深く読めた。人は何のために生きるのかという永遠のテーマの斬新な切り方に脱帽。主人公が切断魔の被害者の夢を何故見たのかはいまだに分からない。思いとどまる理由は予想通り。
読了日:2月13日 著者:光本 正記
COURRiER Japon (クーリエ ジャポン) 2013年 02月号 [雑誌]COURRiER Japon (クーリエ ジャポン) 2013年 02月号 [雑誌]感想
習慣は上書きできるという記事が面白かった。きっかけ・アクション・ご褒美で実践。
読了日:2月14日 著者:
アミダサマ (新潮文庫)アミダサマ (新潮文庫)感想
主婦、僧侶、会社経営などを経て作家デビューした異色の経歴を持つ著者独特の仏教論。のように思えた。浄鑑の住む田舎町が邪悪なものにじわじわ蝕まれる様は、小野不由美の『屍鬼』(まだ3巻の途中だが)を思わせ、怖いのに目が離せない。千賀子の最期はあっぱれであった。仏に仕える浄鑑が、銀河に思いを馳せる一個のバクテリアで充分だ、と考えるシーンに共感。
読了日:2月19日 著者:沼田 まほかる
COURRiER Japon (クーリエ ジャポン) 2013年 03月号 [雑誌]COURRiER Japon (クーリエ ジャポン) 2013年 03月号 [雑誌]感想
世界のMUJIは「クラシック」でござったか。
読了日:2月23日 著者:
屍鬼〈3〉 (新潮文庫)屍鬼〈3〉 (新潮文庫)感想
ついに明かされた屍鬼側の事情。夏野は元に戻れるのか、かおりと昭も襲われてしまうのか。頭の堅さ故に後手後手に回る大人達は実に不甲斐無いが、起き上がりに気付いていながらこの期に及んで屍鬼狩りに二の足を踏む静信には憤りを感じる。頑張れ敏夫!
読了日:2月26日 著者:小野 不由美
ビブリア古書堂の事件手帖4 ~栞子さんと二つの顔~ (メディアワークス文庫)ビブリア古書堂の事件手帖4 ~栞子さんと二つの顔~ (メディアワークス文庫)感想
往復の通勤電車内でほぼ読了。相変わらず読みやすい。今回は江戸川乱歩がテーマ。薀蓄満載でマニアにはたまらない内容だったのではないか。なんてことより、ようやく五浦君が栞子さんに告白、これに尽きる。今回の話は震災後の設定だったが「人間、明日どうなるか分からないでしょう。今したいことしておかないと、悔いが残るって思ってるのよ。」と邦代にも言わせているように、明日も傍に居られるとは限らない、と五浦君も気付いたようで何よりだ。母親との行く末も気になるが、篠川智恵子の能力をあまり神格化されすぎてもリアリティがなくなる。
読了日:2月27日 著者:三上延

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