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florineのブログ

読んだり観たり遊んだりした感想

2012年11月の読書メーター

2012年11月の読書メーター
読んだ本の数:12冊
読んだページ数:4178ページ
ナイス数:76ナイス

ソロモンの偽証 第I部 事件ソロモンの偽証 第I部 事件感想
「キャラが立っている」という感想が多いが、本当に人物描写が緻密で丁寧で生き生きしている。中学校内の事件なので、生徒、先生、警察、マスコミ…と大勢の人達が登場するが、その家族の一人ひとりについてまで外見、能力、性格、生活環境などが主人公並みにきちんと語られるので凄いリアリティだ。事件もどうなるのかハラハラし通しでやめられない止まらない。生徒を守ろうとする校長先生には感動したが、自分に酔って気に入らない生徒は放ったらかしのモリリンには心底腹が立った。
読了日:11月2日 著者:宮部 みゆき
ソロモンの偽証 第II部 決意ソロモンの偽証 第II部 決意感想
第I部に続いて一気読み。徹夜で1400頁以上読んだので流石に憔悴したが、とても途中でやめられなかった。学校、警察、マスコミによって歪められ隠される真実を自分達の力で解き明かそうとする生徒達。他校から来た弁護人の目的は?告発文の作者は本当に事件を目撃したのか?松子の事故は偶然だったのか?一眠りして第III部へ!
読了日:11月2日 著者:宮部 みゆき
ソロモンの偽証 第III部 法廷ソロモンの偽証 第III部 法廷感想
校内裁判の進行が見事。笑いあり涙あり、片時も目が離せずまたしても一気読み。この小説に出会えて幸運でした。検事・弁護人・判事は勿論のこと、廷吏のヤマシンが大変魅力的。丁寧すぎる伏線ゆえに最後の証人は予想通りだったが、真相は想像の遥か上を行き、その悲痛な証言に息を呑んだ。卓也の周到な企みが明かされ、人間は蔑む対象がいないと自分を維持できないのかとやるせなくなったが、健一の温かい反対尋問によって救われた。1巻とは別人のような成長ぶりが眩しい。
読了日:11月5日 著者:宮部 みゆき
ブラックジャックによろしく(1) (モーニングKC (825))ブラックジャックによろしく(1) (モーニングKC (825))感想
死にたくなければ夜間に車に乗ってはいけない……なるほど。
読了日:11月7日 著者:佐藤 秀峰
感傷旅行(センチメンタル・ジャーニィ)―Tanabe Seiko Collection〈3〉 (ポプラ文庫)感傷旅行(センチメンタル・ジャーニィ)―Tanabe Seiko Collection〈3〉 (ポプラ文庫)感想
ずっと前に読んだ。レトロなラノベ風が心地よかったけど、ラストのフレーズがなんかカッコつけすぎみたいで気恥ずかしかった。
読了日:11月11日 著者:田辺 聖子
伏(ふせ) 贋作・里見八犬伝 (文春文庫)伏(ふせ) 贋作・里見八犬伝 (文春文庫)感想
アニメを見たからでも見るためでもなく、南総里見八犬伝が好きだから読んでみた。また浜路がヒロインかというありきたり感と、イメージが違い過ぎて違和感ありまくり。「んん」がわざとらしくて嫌だった。劇中劇の「贋作里見八犬伝」もちょっと。伏姫をあんな姿にする必要があったのか。伏がやたら人を傷つけるのもいくら半犬でもやり過ぎだ。読後感もスッキリしない。映像は綺麗になるだろうけどね。
読了日:11月21日 著者:桜庭 一樹
私の山道具2 (Hutte BOOKS ヒュッテブックス)私の山道具2 (Hutte BOOKS ヒュッテブックス)感想
見れば見るほど欲しくなる。目の保養であり目の毒でもあり。
読了日:11月23日 著者:
娚の一生 2 (フラワーコミックスアルファ)娚の一生 2 (フラワーコミックスアルファ)感想
図々しい海江田が嫌で仕方なかったけど、駄目な母親に甘やかされた子供をきちんと躾けたのはよかった。逆につぐみは愚図愚図悩むばかりで情けない。子供にも女にもちゃんと反撃せい!
読了日:11月23日 著者:西 炯子
娚の一生 3 (フラワーコミックス)娚の一生 3 (フラワーコミックス)感想
「早よおいで 腕疲れる」と言われてみたいものであります。
読了日:11月23日 著者:西 炯子
娚の一生 4 結婚 (フラワーコミックス)娚の一生 4 結婚 (フラワーコミックス)感想
「そのポケット浅ないか どこで買おたんやそんなアホみたいな手提げ」「西園寺さんの手作りです」笑った。若き海江田が恋したつぐみの祖母、十和さんは当時いくつだったんだろう。ばあちゃんと呼ぶにはあまりにも美しく。とにもかくにも大団円。息子の馨クンと三人仲良くね。
読了日:11月23日 著者:西 炯子
なかじまなかじま 1 (花とゆめCOMICSスペシャル)なかじまなかじま 1 (花とゆめCOMICSスペシャル)感想
176cm、メガネ、黒髪ロング、ダサイ服。暗いとか言われて凹んでいても、メガネ外してドレスアップしてメイクすればモデル並みになるのは火を見るより明らか。大昔の少女漫画の定石を、親子二代のイケメンに追われるドタバタでどう魅せるか。大人の面倒臭い恋愛に疲れたら、童心に帰って笑ってみるのもいいかもね。
読了日:11月23日 著者:西炯子
舟を編む舟を編む感想
初版本を買い損ね、意固地になって文庫化されるまで読まないつもりが、読んでしまった。何故もっと早く読まなかったのか!!!ああ私はこういう本が読みたかったんだ、と最初の26頁で確信した。漠然と感じていたもやもやが的確な言葉で紡ぎ出される快感。エスカレーターのくだりはその象徴だ。言葉へのこだわり、文章へのこだわり、紙へのこだわり。パズルのような整理整頓。隣の人が読んでいる本を覗き、その書体や字詰行数、紙の質などからどの出版社の本かわかるという著者ならではの作品だ。凄いね。文庫になってもきっとまた買うよ。
読了日:11月29日 著者:三浦 しをん

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