florineのブログ

読んだり観たり遊んだりした感想

2018年5月の読書メーター

2018年5月の読書メーター
読んだ本の数:2
読んだページ数:503
ナイス数:77

AX アックスAX アックス感想
恐妻家の男と息子の心温まる物語が、非現実的な殺し屋稼業の顛末とともに語られる相変わらずの面白さ。スズメバチや蝉、槿などの名前も登場し、懐かしく読んだ。連作短編集だがあちこちに張りめぐらされた伏線がラストで見事に回収され、古き良きハリウッド映画のように後味スッキリ。この小説を読んだ人は「蟷螂の斧」「一矢報いる」という言葉の意味をしみじみ考える事になるだろう。
読了日:05月22日

著者:伊坂 幸太郎


ミステリと言う勿れ 2 (フラワーコミックスアルファ)ミステリと言う勿れ 2 (フラワーコミックスアルファ)感想
バスジャック解決編と新たな事件の始まり。と、新幹線内での小さな謎解き。タイトル通りミステリはそこそこに、整が言いたい事をズケズケ言うのが面白い。人の気持ちを察するスキルを何故部下や身内にだけは発揮しないのか、というようなオヤジの身勝手には特にシビアなような気がする。あと徘徊老人を自由に歩かせるオランダの施設の話等、閉鎖的な日本のやり方を批判するのも痛快。
読了日:05月28日

著者:田村 由美

読書メーター

2018年5月の鑑賞メーター

2018年5月の鑑賞メーター
観たビデオの数:4本
観た鑑賞時間:1163分

パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊 MovieNEX [ブルーレイ+DVD+デジタルコピー(クラウド対応)+MovieNEXワールド] [Blu-ray]パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊 MovieNEX [ブルーレイ+DVD+デジタルコピー(クラウド対応)+MovieNEXワールド] [Blu-ray]
WOWOWで。ついに劇場には行かなかったが間違いなくこれは最高傑作。というか、シリーズをずっと見てきたファン達に贈る、オールスター総出演の完結編という感じだった。私はフライング・ダッチマン号のくだりが特に気に入っていたので、めでたく呪いが解けて感無量。ウィルの息子の歳から考えてあれから20年位経っているだろうに、皆若すぎるのはご愛嬌。噂のジャック・スパロウ少年も評判通り魅力的で、例の急旋回シーンは何度も繰り返し見てしまった。オンデマンドで吹替版も見よう。
鑑賞日:05月05日

監督:ヨアヒム・ローニング,エスペン・サンドベリ


闇の伴走者 DVD-BOX闇の伴走者 DVD-BOX
WOWOWで。MASTERキートンの編集者が原作と知り見てみたが、大変面白かった。漫画に関する蘊蓄が圧倒的で説得力があるし、ラストで画稿の構成を変え傑作に化ける終わり方も秀逸。これは原作も読まねばなるまい。続編も出ているのでもちろん見る予定。
鑑賞日:05月05日

監督:三木孝浩


闇の伴走者~編集長の条件 DVD-BOX闇の伴走者~編集長の条件 DVD-BOX
WOWOWで。続編も出ていたので一気見。これまた面白い。相変わらず蘊蓄が凄かった。今回は危険な目に遭うシーンより謎解きに重点が置かれていて、ミステリー要素が濃くて良かった。これぞ起承転結。
鑑賞日:05月06日

監督:三木孝浩


「家政婦のミタ」DVD-BOX「家政婦のミタ」DVD-BOX
dTVで。放映当時めちゃくちゃ忙しくて最終回しか見られなかったので。今見ても十分面白い。東日本大地震の後で殊更家族の絆を強調したきらいがあるけど、さほど押し付け感がなかったのは偏に松嶋菜々子の演技力の賜物だろう。ひねくれ者の私にとっては、家族が団結していく後半より各自が酷い我儘を言っていた前半の方が痛快だった。特に父親の駄目っぷりが群を抜いて素晴らしい。最終回の視聴率40%超は天晴れ。
鑑賞日:05月12日

監督: 

鑑賞メーター

2018年4月の読書メーター

2018年4月の読書メーター
読んだ本の数:4
読んだページ数:672
ナイス数:34

たいようのいえ(1) (KC デザート)たいようのいえ(1) (KC デザート)感想
電子書籍無料にて。少女マンガの稚拙な恋愛モノにはウンザリだが、夫が絶賛するので読んでみたら感動で涙が止まらなかったというレビューを見て、とりあえず無料の3巻までDL。確かによく描かれていると思う。居場所のない真魚と、それを理解する基。こんな出来た男いる訳ないよとは思うけど、さほど不自然さは感じない。でも、真魚の居場所がなくなる理由をもう少し丁寧に描いて欲しい気がする。特に両親の酷さが安易に描かれすぎている感あり。続きを買ってまで読むかは微妙。
読了日:04月09日

著者:タアモ


たいようのいえ(2) (KC デザート)たいようのいえ(2) (KC デザート)
読了日:04月09日

著者:タアモ

 

 


たいようのいえ(3) (KC デザート)たいようのいえ(3) (KC デザート)
読了日:04月09日

著者:タアモ

 

 


おらおらでひとりいぐもおらおらでひとりいぐも感想
第158回芥川賞受賞作。子供達は独立し、亭主にも死なれて一人暮らし。世間から必要とされる役割はすべて終え、きれいさっぱり用済みの人間。そんな自分の人生にも何かしら意味がある筈だ、と毎日自分と問答しながら暮らす。意味さえあれば、我慢もできる。星の数ほどいる人々も、自分の人生では主人公。確かに私も、つまらない人生に無理やり意味を付けながら生きているのかも。帯にはゲラゲラ笑ったとか感動したとかの感想が書いてあったけど、正直読み進めるのがツラかった。
読了日:04月09日

著者:若竹千佐子

読書メーター

2018年4月の鑑賞メーター

2018年4月の鑑賞メーター
観たビデオの数:3本
観た鑑賞時間:323分

WE ARE X DVD スタンダード・エディションWE ARE X DVD スタンダード・エディション
WOWOWで。復活10周年記念ワンマンライブ「X JAPAN LIVE 2018 アメリカフェス出演直前 PREMIUM GIGS ~YOSHIKI復活の夜~」を見る前の予備知識に。TOSHIもHIDEもTAIJIも色々あったのね。切れやすいYOSHIKIもすっかり丸くなりました。52歳のToshlを可愛いと思ってしまった自分にビックリ。
鑑賞日:04月11日

監督:スティーヴン・キジャック


美女と野獣 MovieNEX(実写版) [ブルーレイ+DVD+デジタルコピー(クラウド対応)+MovieNEXワールド] [Blu-ray]美女と野獣 MovieNEX(実写版) [ブルーレイ+DVD+デジタルコピー(クラウド対応)+MovieNEXワールド] [Blu-ray]
dTVで。ワンス・アポン・ア・タイムのベルも本が好きだったけど、原作がそうなのか?エマ・ワトソンが綺麗だった。
鑑賞日:04月12日

監督:ビル・コンドン


13日の金曜日 -FRIDAY THE 13TH- スペシャル・コレクターズ・エディション [Blu-ray]13日の金曜日 -FRIDAY THE 13TH- スペシャル・コレクターズ・エディション [Blu-ray]
dTVで。リメイク版なので、どういういきさつでジェイソンがキャンプに来た男女を襲いまくっているのか分からないが、とにかく次々にバカップルが殺られていく物語。オーソリティの解説によると、最初は穴のあいた布袋を被っていたのが、3作目でホッケーマスクになったとか。武器は斧や棒などで、チェーンソーを使った事はないと。確かにそうだった。
鑑賞日:04月14日

監督:マーカス・ニスペル

鑑賞メーター

2018年2月の読書メーター

2018年2月の読書メーター
読んだ本の数:2
読んだページ数:384
ナイス数:35

ミステリと言う勿れ 1 (フラワーコミックスアルファ)ミステリと言う勿れ 1 (フラワーコミックスアルファ)感想
優れた観察眼と類い稀な記憶力で相手の経歴を言い当て、事件を解決する。まるでホームズのように。ドラマ「シャーロック」では現代のホームズ像が見事に表現されていて魅了されたが、マンガ版かつ日本版の本作も大変面白い。推理にも不自然さは感じないし、日本の男性が妻子や女性を蔑ろにしている事をさりげなくあからさまに避難しているところもいい。むしろこちらが主題ではないかと思う。続きが楽しみだ。
読了日:02月05日

著者:田村 由美


トロけてもいいですか? 1 (フラワーコミックスアルファ)トロけてもいいですか? 1 (フラワーコミックスアルファ)感想
『ミステリと言う勿れ』を購入した時に案内されていたので読んでみた。5年来の友人だった男子が実は自分の事を好きで、合コンであぶれた者同士付き合い始めたらとろけるようなHをするカッコイイ男だった…何とまあ安直な。あと6年ぶりに元カレに会ったら一段とカッコよくなっていて、相手も自分の事をまた好きになり付き合い始めた…やれやれ。人生そんなに単純じゃないよ、とお姉さんは素直に楽しめないのであった。
読了日:02月05日

著者:瓜生 花子

読書メーター

2018年2月の鑑賞メーター

2018年2月の鑑賞メーター
観たビデオの数:3本
観た鑑賞時間:338分

ゴースト・イン・ザ・シェル ブルーレイ+DVD+ボーナスブルーレイセット [Blu-ray]ゴースト・イン・ザ・シェル ブルーレイ+DVD+ボーナスブルーレイセット [Blu-ray]
WOWOWで。予備知識ゼロで吹替版を観たら、声優さんたちがアニメと同じで感動した。真新しさは感じられないが、こういう設定もありかなと思った。荒巻課長がビートたけしでビックリ。更に素子の母親が桃井かおりでビックリ。しかも吹替の声が、ビートたけしは本人の声なのに桃井かおりは別人の声。これは字幕版も見なきゃ。
鑑賞日:02月19日

監督:ルパート・サンダース


午後の遺言状 [DVD]午後の遺言状 [DVD]
GyaO!で。日本アカデミー賞特集の筆頭にあったので見てみた。老いや夫婦や死に関する出来事が次々と起こり、それぞれ考えさせられた。亡き夫の不実を知らされ最初は怒っていた蓉子が、徐々に事実を受け入れ不倫相手に絆を感じていく様子が感慨深かった。足入れの儀式には可笑しみがあった。
鑑賞日:02月21日

監督:新藤兼人


超高速! 参勤交代 [DVD]超高速! 参勤交代 [DVD]
GyaO!で。ながら見なので所々わからなかったが、ラストは勧善懲悪で大団円。深田恭子が女郎から姫に変身する姿が美しかった。
鑑賞日:02月27日

監督:本木克英

鑑賞メーター

2018年1月の読書メーター

2018年1月の読書メーター
読んだ本の数:7
読んだページ数:2211
ナイス数:178

騎士団長殺し :第1部 顕れるイデア編騎士団長殺し :第1部 顕れるイデア編感想
図書館本。かなり待たされた。相変わらず不思議な話だが、『海辺のカフカ』のような心地よい不思議さではない。今回はフォースの暗黒面が描かれているようだ。いつものように俗っぽい内容もしっかり盛り込まれていて退屈はしないが、グイグイ引き込まれてやめられない止まらないというほどでもあらない。ラストの章で急展開、早くメタファーに還りたい。
読了日:01月06日

著者:村上 春樹


騎士団長殺し :第2部 遷ろうメタファー編騎士団長殺し :第2部 遷ろうメタファー編感想
図書館本。2冊セットで貸出されたのは有難いが、合わせて1056ページを2週間で読み切れるのか。と心配していたら第2部は2日で読んでしまい、計1週間かからなかった。それだけ面白かったという事であるよ。タイトルの通り少々物騒な内容もあるが、不思議な伏線を次々と回収して収束していく過程には引き込まれる。とりあえず「この件はどうなっているんだ!」という未解決の不快感も感じずに、日本版「行きて帰りし物語」大団円。まりえの胸に関してはしつこ過ぎると思った。
読了日:01月08日

著者:村上 春樹


ブルーピリオド(1) (アフタヌーンKC)ブルーピリオド(1) (アフタヌーンKC)感想
家族本。DQNが絵を描く悦びに目覚めてみた。と帯にあったが、金髪・飲酒・喫煙以外はよく勉強する真面目な子だったよ。私の知り合いにも芸大落ちて東大行ったヤツいるけど、ホント難しいみたい。芸術は才能だけじゃないのはワカルけど、努力だけじゃどうにもならない事もあるんじゃないかな。認めたくないものだな、若さゆえの努力不足を。とにかく絵の描き方が丁寧に説明されていてよかった。てか何故0ページになってるの?
読了日:01月09日

著者:山口 つばさ


レプリカたちの夜レプリカたちの夜感想
第2回新潮ミステリー大賞受賞作。「とにかくこの小説を世に出すべきだと思いました。」と伊坂幸太郎氏が帯で言っていたので購入。が、半分ほど読んで中断、約2年の歳月を経てようやく読了。まあ私にも色々あったんです。自分がコピーではないとどうして言える?この記憶だって後から植え付けられたものかもしれないのに。というような自己の曖昧さを圧倒的なレプリカたちによって描く異色作。だと思う。我思う、故に我あり。芥川賞の方が合ってたんじゃないですかね。
読了日:01月11日

著者:一條 次郎


十年後、街のどこかで偶然に (花とゆめCOMICS)十年後、街のどこかで偶然に (花とゆめCOMICS)感想
文房具マンガとして紹介されていたので読んでみた。ヒロインの職業がペンのデザイナーというだけでさほど文房具の薀蓄は出てこず「きまじめ姫と文房具王子」のようなバリバリの文房具マンガではなかった。幼馴染み男子との十年後の出会いがテーマかな。大人向けの話を書いてます!という気合は十分感じるけど、実はカレカノだって舞台が高校なだけで凄く大人っぽい話だったと思う。生活や感情の現実的な部分がより詳細に描かれていてよかった。
読了日:01月19日

著者:津田雅美


きまじめ姫と文房具王子 第1集 (ビッグコミックス)きまじめ姫と文房具王子 第1集 (ビッグコミックス)感想
これは新しい!というか、何故今までなかったかと思う文房具マンガ。そういえば最近若者の万年筆マニア増えたなー、とTwitterでも感じていたが、意外と支持層多いのかもしれない。ペリカンの天冠ロゴの話や、ライフのノートが意外と新しい事、ポスト・イットが失敗から生まれた話等々、文具好きにはたまらない。続編楽しみにしております。フールスキャップ紙の話も書いてくれるといいなー。
読了日:01月19日

著者:藤原 嗚呼子


蜜蜂と遠雷蜜蜂と遠雷感想
2017年本屋大賞受賞作。電子書籍で少しずつ読んだ。『騎士団長殺し』の時と同じく、出てくる音楽を出来るだけ聴きながら読んだので、コンサートの雰囲気もより一層楽しめた。風間塵が演奏している時のイメージ描写や、マサルが演奏中にあれこれ考える内容等、音楽を文学的に表現する新境地を見た思いがする。ミステリー作家として認識していた著者の新たな可能性を感じた。コンサートの行方も気になり最後まで興味を持って読むことが出来、さすが本屋大賞と納得したら直木賞も受賞していた。
読了日:01月20日

著者:恩田 陸

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